世界の中心は我が家。

我が家を中心に据えた世界の話。つまり日常生活。

ここから出掛けて、ここへ帰る。
ここで夢見て、ここで振り返る。
いつだって、世界は居心地の良い家を中心に回ってる。




【新木鉱泉 御代の湯】

 

前に、特段の理由もなく思い立って予約していた温泉旅行が、この週末でした。

以前は、温泉といえば箱根あたりだったのだけど、

やはり埼玉県民としては埼玉の温泉を押さえねば、ということで、今回は秩父

 

新木鉱泉 御代の湯さんにお世話になりました。

 

秩父で「秩父七湯」と呼ばれる7つの温泉のうち現存するのは5つで、

新木鉱泉はその中の1つ。

今回初めて知ったけれど、源泉温度が低い場合に鉱泉あるいは冷泉となるのだとか。

秩父七湯は温泉法の定める温泉の基準を満たしているので、すべて温泉を名乗れるものの、

旧来通り鉱泉を名乗り続けている温泉地もあり、新木鉱泉もそれに該当するようです。

 

さておき。宿です。

秩父の長閑な景色の中に現れたお宿がこちら。

立派なお宿です。

 

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周囲はタンポポが咲く長閑な田園。

農作業の合間に一息入れているおじいさんおばあさんの姿に心和みます。

秩父には札所があることを今回初めて知ったのですが、

第3番札所常泉寺が近くにありました。

 

お部屋は、露天付きの部屋が4部屋、通常のお部屋が9部屋の全13部屋。

今回はちょっと贅沢に露天付きの「もみじの間」を予約してました。

お部屋は12畳の畳の部屋、真ん中に掘りごたつがあって、

チェックインしたときにはすでに温めてありました。

お心遣いが温かい!

 

部屋にはタタキがあって、そこにトイレとお風呂が一緒になったユニットバス。

というのも露天には洗い場がない(冬季凍結などの理由)ので、

体を洗うのはユニットバスで、露天はその後温まる場所、という感じになっている模様。

 

露天付きの部屋は、各部屋によってお風呂の材質と眺めが異なっていて、

「もみじの間」のお風呂は信楽焼、目の前にはもみじが広がります。

 

桜の季節に桜を見ながら入れるお部屋もあるようですが、新緑の季節ならこちら、

と見たのでこちらを予約。

御覧の通り、大正解の眺め!

 

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外は、すぐ前は眼下に川が流れていて、その向かいは山道とどこかの宿。

見ようと思えば見えなくもない距離感なので(笑)、

湯に入るときと湯から出るときはすだれを下げ、

湯に浸かったらすだれ全開に。

 

川のせせらぎと、風に揺れる木々の葉擦れの音を聞きながら浸かる湯は、

温度があまり高くないけれどゆっくり浸かると芯からぽかぽかに。

肌つるつるになるので卵水とも呼ばれる泉質とのことだけど、

お湯はどちらかといえば硬い感触で、肌に馴染んでしっとり潤うというよりは、

肌の上をつるつると流れていく感じ。

そして確かに、肌はつるつるに。

 

到着後の午後4時、夕食後の夜10時、翌朝7時、チェックアウト前の9時半の

計4回入りましたが、特に夜10時と朝9時半が最高でした。

夜10時は、周囲が真っ暗な中行燈のほのかな灯りでチューハイ片手、いうことなし。

朝9時半は、少しずつ周囲が温かくなる中、風を感じながら湯に浸かるのは、

これ以上ない一日の始め方でした。

 

さて、話が翌朝に行っちゃったけど、巻き戻して前日の夕食@お部屋!

 

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まずはこんな形でセットされます。

真ん中奥のお皿には、エビチリ、こんにゃくの酢味噌和え、数の子、サザエ。

これらと刺身でまずはちびちび行きたいとこですが、

割とスピーディに温かいものが出てきます(笑)

 

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いわなの塩焼き。

 

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玉ねぎのクリーム煮。

 

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夫婦で感動した筍の焼き物!

筍がほくほく甘くて最高でした。

自家製味噌の残りは酒のアテ♡

後ほどこれで日本酒をちびちび頂きました。

 

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煮物(もともとセッティングされてたお椀の中身)。

素材の味、とはこういうことかと、

出しゃばらない味つけとはこういうことかと、学びました。

ほんと、こういうお料理を時々食べるのは、お料理の勉強としても必要です。

 

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天ぷら(2人分)

マイタケ、エビ、かぼちゃ、ふきのとう。

あぁ、日本人って最高。

 

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焼肉。

さっぱりポン酢で。おいしいー。

 

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焼肉の後、いったんお酒タイムを頂戴して、

先ほどの自家製味噌と刺身の残りなんかで日本酒を頂いたのち、

最後のごはん。

 

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そして〆のデザートはフルーツ!

 

もう満腹すぎて幸福すぎて!!

この後お風呂を楽しんで、22時には幸福な眠りにつきました。早(笑)

 

で翌朝。

もみじの間の天井は自然光を取り入れるので、

朝はゆっくり寝たい人は別のお部屋がおすすめです、とあったのですが、

本当に、朝早くから前夜電気をつけた状態よりも明るくなります。

 

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わ・・わかりづらい・・・w

上が、自然光が入ってすっかり明るい天井です。

部屋の中、上手に撮れてないけど、ほんと明るかったのですよー。

 

朝早くから目を覚ましてひとっぷろ浴びたら、大広間で朝食。

畳の広い部屋に机とテーブルを配置した広間。

窓の外には季節の花が綺麗に咲いていました。

 

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朝ごはんはこんな具合。

左上の富貴鍋の中は沢煮。はじめて食べたけどおいしかったー。

このお肉なんだろ、って言いながら帰って調べたら豚の脂身だそうで。

豚だった?ほんと?って感じの味でした(どんなだw)

左下に半分写ってるのは茶碗蒸し。

銀杏、かまぼこなどの定番の具材のほか、山菜が入っていたのが新鮮だった。

かごの中は、こんな感じ。

 

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野菜、レンコンきんぴら、野菜ジュース、お漬物、もろみ、鮭とふきみそ、納豆。

どれも素朴で美味しくてごはんが進んじゃうけど、

ごはんはお代わり自由なので大丈夫!

朝から3杯、頂きました(笑)

 

いやはや。

贅沢な旅でした。

宿の玄関を入ったところから、お会計を済ませて再び玄関を出るまで、

女将さんもスタッフの方々も本当に気持ちの良い丁寧な対応をしてくださいました。

お料理は全部新鮮でおいしかったし、何よりお風呂が最高。

札所をはじめ、秩父にはまだまだ見どころがあるし、

またぜひお邪魔したい宿です。

 

ほんと、おすすめです。秩父も!新木鉱泉さんも!!

 

埼玉愛、少しずつ、深まってまいりました♡